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Saddle 

フラットランドではピボタル​式とレール式が主に使用される。

​それぞれのメリットデメリット、シートの選び方を紹介していきます。

Pivotal (ピボタル式)

MERIT

・構造がシンプルでセッティングが出しやすい

・種類が多くデザインも良い

​DEMERIT

・掴みにくい物が多い

​・調整が角度のみ

​・コンパクトな物が無い

​レール式のような複数のパーツはなく、全てが一体化されたピボタル式はアーレンキー1本で簡単に取り付けができます。

以前はレール式が流行していたが、現在はピボタル式のシェア率が高く、各社から色々なデザインの物が発売されています。

 

使用感は人それぞれですが、基本的に持ちにくい物が多いです。写真の物は "TNB Greed saddle"  

ピボタル式でフラットランドを意識した構造で掴みやすい。

 

このタイプ以外は縦のサイズが長かったり、裏が網目上で掴みにくい物が多く好みが別れるところ。

個人的に一番のデメリットは、ピボタルは角度調整しかできないということ。

 

​短いフレームに乗ってシートを後ろにしたい場合、また長いフレームでシートを前にしたい場合に調整が一切できない。

Rail (レール式)

MERIT

・角度、上下を自由に調整できる

・フラット向けでコンパクトな物が多い

​DEMERIT

・種類が非常に少ない

​・レールが邪魔になる場合もある

​レール式の特徴はセッティングの自由度が高いこと。

​前後の位置を調整できることは大きなメリットで、キッズが 20inに乗り始める際にもサドルを少し前にすることで対応しやすくなります。

サドルの位置を変えること、でできなかったトリックが急にできるようになることがあります。

例えばクリフハンガーのように、サドルを越えないといけないトリックでは、位置調整がかなり有効となります。

​ただ、レール式は現状手に入る物がほとんど無く、選択種が限られる。

セッティングとトリックへの影響

​ピボタルは上下のみ

Rail

​レールは前後上下の調整が可能

​シートの高さについて

​2000年ごろから高いシートポジションが流行していました。フロントライダーが圧倒的に多かったことと、単に高い方が掴みやすいという理由で自然と高めにセッティングされていたのかと思います。

​現在は逆に低いシートポジションが流行しており、その背景としては マティアス ダンドア が取り入れてきた、ストリートの動きの入ったフラットランドスタイル。彼は身長も高く、手足が長いことから高いシートポジションは意味をなさず、低いポジションが定着したと思われる。

シートポジションについて個人的に感じることは、「必要以上に低いセッティングは意味があるのか?」ということ。

リアライダーは基本シートが低いセッティングになっていますが、理由はトリックの最中にシートが邪魔にならないため。

基本シートを掴む必要がないリアスタイルでは理にかなったセッティングのように思います。しかしここには落とし穴があり、それは "リア=シートをベタベタに下げる" は間違いということ。

確かに一見低い方が乗りやすそうに見えますが、それはスカッフの必要ない場合のみで、初心者がメガスピンやラードヤードを練習する場合にはスカッフのスペースが少なくなるばかりでメリットが存在しないのである。

 

フロントライダーでも、シートが低いことでインフィニティロール(フロントのバランス) の際にハンドルとシートを一緒に掴むことができないため、ヤード系の練習が非常に難しくなります。

僕はトリックをレクチャーさせてもらう際に、まずはセッティングから見直してもらいます。

​上級者であれば、たとえシートがなくてもハング5はできます。しかし初心者の方でシートがベタベタに低い場合は難易度が数倍上がってしまうので、必要以上に時間が掛かってしまうことになります...

BMXはトリックを覚えることが全てではなく、ルックス等個人の楽しみ方はそれぞれです。

しかし、トリックを覚えることを前提とするならば、それに合ったセッティングというものが存在し、それだけで上達するスピードが変わります。

​「自分に合ったセッティングは?」一度見直してみるのもありかもしれません。